アールデコ期に製作された花瓶です。作者のシャルル・シュナイダーはパリ市の近くにあるシャトー・ティエリーで生まれました。まだ若いときに家族とともにフランス東部ロレーヌ地方にある芸術の盛んなナンシー市に移り住み、後に美術学校で芸術を学びました。兄のエルンスト・シュナイダーは1903年にドーム兄弟の工房で働き始め、デザイナーとして重要なポストを築きました。2年後にシャルルは兄に合流し、1909年にシュナイダー兄弟は独立します。シュナイダー工房の特徴はシャルルによる独自のデザイン、品質、豊富な色調のコンビネーションから生まれるひとつひとつが手作りで唯一の作品です。気泡を混入させ、色調の変化を楽しむ技法はシュナイダー工房ならではです。